ぱおぱお

きみのこえがすき

推しを愛して10数年。変わったこと、変わらないもの


こんにちは。今日はバレンタインデーですね。皆さんはご自身の推しさんへ渡すチョコレートなりプレゼントなりをもう買われましたか?私は今年のバレンタインは親と職場にしかあげる予定がない枯れた生活です。
先日ちょうどいいタイミングで推しさんのイベントがあったのですが、カノバレしている人間にチョコを渡すのも不毛だと思ったので推しさんにはあげていません。せっかくだしバレンタインカードくらい送ってもよかったかな、と今ブログを書きながら後悔しています…笑

 

さて、こちらの寅太さんの記事を拝読してとても幸せな気持ちになりまして、

torata-nu.hatenablog.com

私もつい先日誕生日を迎えたところだし書いてみたいなぁと思ったので今回は私が推しさんと過ごしてきた時間の話をします。
なお、推しさんからは先日のイベントでとってもとっても!楽しい時間をもらったので、それが誕生日プレゼントかなって気持ちです。

 

▽推しが売れるまで

 以前の記事でも書いておりますが、私は推しさんを10年以上にわたって応援しています。推しさんがデビューして今年で15年になるので、推しさんの芸能活動期間のうちの3分の2以上をずっと見続けていることになります。
  私が推し始めた当時、推しさんはまだデビューして2年目?3年目?くらいで、お仕事は本当に数えるほどしかありませんでした。
アニメのレギュラー役でデビューして、ラジオやCDのお仕事をもらって、アーティストデビューして、座長作品も頂いて。それでもデビューしてから6年目くらいまではバイトをしていたと関係者の方に聞きました。

なんせ当たり役のようなものがなかった。

長年推しさんを見守ってくださってきた先輩方ですら、「売れるの遅かったよなぁ」とおっしゃるくらいで、同世代や年下の方がどんどんとレギュラーを獲得していくなか、燻っているのは応援しているファンとしてもとっても悔しかった。
それでも私のような一介のファンが出来ることと言えば、ラジオやCDを聴いたり買ったりするくらいで。アニメはたとえどんな村人Bのような端役でも欠かさずチェックしました。ファンレターもこの頃はとてもマメに書いてたなぁ。
その頃すっかり何も動きがなくなっておりもはや休止か?と思われたアーティスト活動を方向転換して再開させた時も、戸惑いはあれど、また推しさんが音楽を続けることを選択してくれたのが本当に嬉しくて、声優業もアーティスト業もどちらもできる限り応援したい気持ちは揺るぎませんでした。

 

▽推しが売れて

  あんなに推しさんに人気になってほしいと思っていたはずの私、推しが売れるようになって嬉しいかと今聞かれたら、即答でイエスとは言えません。

  推しさんが当たり役を掴んで爆発的に売れたのは、デビューして9年目くらい、アーティスト活動の転換期からおよそ2年ほど経った頃です。
最初の頃はたくさんの人に推しさんの良さがわかってもらえたことが何よりも嬉しかったです。

私の推し、世界一かっこよくて可愛くて素敵でしょ!って。

でも、いつからか、推しが売れてからのめまぐるしい変化に心がついていけなくなりました。しんどくてめちゃくちゃ病んだし、ファンをやめようと思ったことも何度もあります。
 推しが売れてから、色々なことが変わりました。

まず、チケットが取れない!!!!
アーティスト活動のライブもびっくりするくらい取れなくなったし、イベントも推しさんが出ると倍率が上がると言われるようになりました。
そしてファンが増えたので当然、同担も増えました。わー!推しさん人気者!すごい!(棒読み)
厄介や迷惑な同担も増えたし、ファンの年齢層もめちゃくちゃ若くなりました。少し前まで最年少気取れた私ももはやババアです。つらい。
マナーの守れない声の大きな新規ファンのせいで現場の空気が悪くなって古参が降りたりもした。悲しい。
でも、かつて埋まらなかった会場を埋めることができたのは、大きな会場に推しさんを連れて行けるようになったのは、ファンが増えたからです。それは本当によかったです。
そして先日、推しさんのアーティスト活動の方の大きな現場が終わりました。
3年前に、「2018年まで予定決まってるから!」と嬉しそうに言ってくれたことを今でも覚えています。キャパ1万を超える大きな会場で、集まったファンに最高に楽しかったー!!と叫ぶ推しさん。
正直なところ、私は手放しで楽しかったと返せなかったけれど、でもキラッキラの笑顔な推しさんがビジョンに映されるのを見ながら、好きだなぁと思いました。
ガラガラの客席だけど(だいたい匂わせのせいだから自業自得)、それでも推しさんが嬉しそうで、幸せそうで。顔をくしゃくしゃにして笑うところは、私が好きになった頃と全く変わらない私が大好きな推しさんそのものでした。
好きになってから10年以上経って、当然推しさんも年をとって見た目も20代前半の可愛さ溢れる頃からアラサーのおじ…お兄さんになって…(笑)新人声優だった推しさんも今や中堅声優に近しい立ち位置。


この10年と少しの間に、変わってしまったことはたくさんあります。
嬉しい変化もあれば戸惑う変化もありました。でもなんか。まあいっか。思っちゃったんですよね。
だって、やっぱり私の好きな推しさんが、今の推しさんにも残っているんです。
正直今の推しさんにうーんて思うこともあるけれど、私は今まで自分が見てきた大好きな推しさんを信じたい。し、推しさんの大好きな部分は変わってないと思いたいんです。
未練たらしくても頭がお花畑でも。自分がずっと見てきたものくらいは肯定してあげてもいいかなって。

嫌いなところもあるけど、それでも全部を嫌いになれないから推してるんですよ!!!

頭が弱くて女関係はどクズなのなんて昔から知ってるし!分かってて推してるしクズだと思うけど嫌いになれないんですよ!

推しさんを好きになって後悔したことはないし、推しさんに会えてよかったと思ってます。

推しに費やしてきた時間やお金を、無駄だとか思ったことも一度もありません。

推しさんのことを好きになれて幸せですって胸を張って言えます。

自分でもこの感情にどうケリをつけたらいいのか、分からないです。

なんだかんだ推しが好きなんですもん!そこに正解なんてない!と私は思います。

 

▽「一生あなたについていく」
初めての接触現場で、優しい対応をしてくださった推しさんに舞い上がった中学生の私が、去り際に推しさんに言った言葉です。
当時は軽率にそんなこと言ってしまったけど、今思うとすごく重い言葉ですよね、一生って。
でも万が一今日不慮の事故で私が死ぬことがあれば、推しさんを推し始めてから生涯を閉じるまでずっと推し続けたことにはなります。重いな…。
でもきっと、先にあげたように私の好きな推しさんが推しさんの中から消えない限り、炎上しようが何しようが、きっと私は推しさんを推し続けるのだと思います。
もう推しさんには、何があっても一生ついていきます。なんて無責任なことは言えません。
でも、一生ついていきたいって思える推しさんでいてほしいなぁって思ってます。

 

だからね推しさん、匂わせはやめようね!!!!!

たぶん自分では匂わせてるつもりないんですよね無自覚なんですよねたちが悪いですよね。彼女から得た情報をイベントで披露しちゃうのやめようね大したネタでもなくても愚痴アカが荒れるからね!相変わらず私の推しは頭が弱いですね!

お後がよろしいようで。(よろしくない)

ここまでお付き合いくださりありがとうございました!